作業実績

ニッサン　モコ　AT不調で入庫しました。

お客様からの訴えではエンジン音が高い・燃費が極端に悪くなった・走らないからエンジンを見てほしいとのことでしたが、

試運転でAT不調と判断。

完全に変速タイミングがずれて４速に入らない状態。

３速で引っ張り続けるとエンジン回転が高い状態で走行するため燃費も極端に悪くなります。

AT不調の進行度は、ほぼ、末期に近い状態です。

ATF交換では直らない可能性が高いので、お客様の了承を得てATF交換を実施いたしました。

ATオイルパンを捲って内部を確認したところ、やはり末期症状です。

ストレーナーの裏側（バルブボディー側）に金属片が溜まっている状態です。

こうなってしまうとATF交換だけでは修理不能です。

お客様に連絡を入れて、現状を確認してもらい、どこまで回復するか判らないがオイルパン洗浄とストレーナー洗浄

ATフラッシングを実施いたしました。

各部品の洗浄とATフラッシングを入念に行って、試運転に出てみたところ、変速タイミングもある程度正常になり４速にも入るようになりました。

完全に復調したわけではありませんが、日常使用には問題ないレベルにまでは回復。

但し、この状態も何時まで維持できるか判らないため、お客様から次の車が見つかり次第乗り換えますとの返事を頂きました

体感できるかできないかレベルの軽い変速ショック程度でしたらATF・CVTF交換で直ることもありますが、

ATやCVTの変速不調は症状がハッキリ出てしうと、ほぼ、末期の状態となっているケースが殆どです。

ブレーキの効きが悪くブレーキペダルが全く踏めないとの事で入庫したルノー・カングーです。

通常エンジンを掛けると軽い力でブレーキペダルを踏みこめるのですが、踏んで見たところ全くペダルが動かない状態でした。

タイヤを外して、ブレーキを分解してみたところ、完全なメンテナンス不良の状態でした。

過去一度もブレーキメンテナンスされてなかったのが丸判りです。

デカい看板掲げて超優秀なスーパーメカニックを抱えた耳障りの良いTV・ラジオCMバンバン流しまくってるような超有名店等の仕事ぶり。

メンテナンスしない？？できない？？させない??車検屋の仕事ぶりに感心してしまいました。

全ブレーキやり直し開始です。

ブレーキペダルが全く動かない原因はリアブレーキのホイールシリンダーの固着です。

ブーツは朽ち果てていたもののフロントブレーキのピストンは錆もなくシールキット交換で済みました。

保安基準上問題なければOK！ではありません。

動かなければいけないところは、ちゃんと動くように整備しておくことが車検の大前提なのが、

いつのまにか勝手な解釈だけが先走って、２４カ月点検・整備の本質が疎かになり結果メンテナンス不良による修理が後を絶たちません。

２年間乗りっぱなしにするのなら、せめて２４カ月点検・整備の整備をしっかりしてくれる整備工場を選択してくださるようお願いします。

W207　ATF交換のご依頼で入庫しました。

こちらのオーナー様は過去にATF交換でミッショントラブルにあったそうで今回当店のHPを見てATF交換のご依頼頂きました。

ATF交換に当たり事前に必要な部品を手配しATF交換作業を実施いたします。

走行距離が浅いためATFの良好な状態です。

オイルパンを剥がして内部を確認しても良好な状態でした。

ストレーナーを新品に交換。

オイルパンも洗浄しオイルパン取り付けボルトも新品に交換。

ATFはWAKO’S　プレミアムSを使用しATF交換。

油面の調整をし作業完了いたしました。

BMW　３２５iE90がオーバーヒートで緊急入庫しました。

水漏れや電動ファンの作動不良が無いことから電動ウォーターポンプ及び電動サーモユニットの動作不良と判断し交換修理となりました。

部品の交換が完了し診断機を使って電動ポンプを動かしてエア抜き作業を実施。

通常エア抜き作業は１５～３０分程度かかるはずが１０分程度でポンプが停止。

再度、繰り返しエア抜き作業再実施するも、やはり１０分程度でポンプが停止します。

「やけに早いなぁ」と違和感を感じるも２回エア抜き作業を実施した無意味な安心感？？でエンジン始動

２時間程度エンジンをかけ特にオーバーヒートもなくヒーターも正常動作を確認したためお客様に作業完了と報告・・・・久々にやらかす結果に・・・

お客様に引き渡し直後オーバーヒートの連絡が！！・・・やらかした・・・（泣

エア抜き作業の際の違和感が的中しました。

原因はバッテリーの容量不足によるエア抜き未完了と直ぐに判断し、お客様に引き返してもらいバッテリーを再充電。

万が一に備え予備バッテリーをブースターでつないで再度エア抜きを実施。

エア抜き開始後３０分程度でポンプの停止を確認し、試運転。

水温も安定し無事お客様の自宅に納車完了しました。

今回の作業はやりなれてるが上に完全に油断してしまった痛恨のミスと反省しけらばならない事案となりました。

ルノー　メガーヌRS　アイドリングストップの警告等が点灯し修理のご依頼で入庫しました。

アイドリングストップ警告灯点灯で真っ先にバッテリーの状態の確認です。

CCA（コールドスタートクランキングアンペア）値と使用年数からバッテリー交換時期と判断しAGM７０Ahのバッテリーに交換しました。

バッテリー交換後、車両のECUリセットや初期設定を実施しアイドリングストップ警告灯の消灯を確認し修理完了いたしました。