作業実績

ルノーカングー　１２か月点検で入庫しました。

当店では１年に一回は点検入庫を推奨しています。

当店のお客様にも良く説明していますが、当店では壊れる予測を立てて前もって壊れやすい部品を交換す所謂、予防整備は行っておりません。

私自身、ただの人間ですので超能力者や未来予測ができるスーパーメカニックでもありません。

未来に起こる現象など判りません。壊れやすいや異音が出やすいという理由だけで無駄に部品やオイルを交換はせず、オイルや部品の劣化度合いを測りながら、

交換や修理が必要な場所があれば、お客様にお勧めするスタンスで点検作業を実施いたしております。

劣化が進めば重大なトラブルにつながるところは出来るだけ早めに処置ができるように点検整備をお勧めしております。

７０ VOXY足回りリフレッシュ作業です。

定番のリアアクスルブッシュ割れの修理のご依頼で入庫しました。

同時にフロントのロアアームも交換となりました。

先ずはリアアクスルビームの脱着です。

リアアクスルビームは部品単品でも相当重量があるため、リアアクスルの脱着するに当り、ブレーキ等の装着部品を全て取り外してしまいます。

アクスルビームを降ろした状態です。

ビーム単品でも大きく重量があり、作業中固定もできず、ブッシュ着脱工具も大きく結構な重さに加えて着脱の際かなり振り回されるので２人がかりの作業となります。

ブッシュの交換作業です。

このブッシュ交換作業ですが、ブッシュの交換をしやすくするためにガスで焼いて熱をかけて作業をしている作業記事を見かけることがあります。

ドライヤーやヒートガン程度の温度での熱だと影響は殆どありませんがガスで焼くのは厳禁です。

鉄が伸びすぎてブッシュがグスグスになり、焼いたことで鉄が脆くなってしまいます。

SSTを使うことで常温でもスムーズに交換可能ですのでSSTを使って安全に作業を進めていきます。

リアアクスルのリフレッシュ作業が完了いたしましたのでフロントのロアアームの交換作業です。

フロントのアクスルメンバーを下げてロアアームの交換いたしました。

これで、前後足回りリフレッシュ作業完了となります。