作業実績
2023年03月
2023.03.24
Renault コカングー 車検・24カ月点検整備で入庫しました。
ルノー カングー 車検・24カ月点検・整備で入庫しました。
新旧問わず、多くのカングーユーザー様からご支持を賜り嬉しい限りです。
今回の車検・整備をご依頼頂きました、女性オーナー様も大変気に入られて乗っておられますので末永く乗って頂けるよう整備していきます。
先ずは、ロア・ボールジョイント。
ブーツ破れは元より、ボールジョイントにガタがでていましたので交換です。
次に、パワステのプレッシャー側のホース上部のプレッシャースイッチの交換です。
ここのパワステオイル漏れも定番です。
そして、フロントストラットのマウントゴム。
ストラットマウントのゴムの劣化や割れはストラットを外さないと発見できない箇所となります。
今回、ロア・ボールジョイントの交換際、ガタが大きかったためマウントゴムを交換致しました。
後は、通常のブレーキやエンジン周り整備を実施し作業完了です。
足回りもリフレッシュされ乗り心地も良くなり、また、暫くの間、カングーのスローなカーライフを満喫していただけるかと思います。
2023.03.23
トラブルシュートのスキルが問われる案件で入庫のV36スカイラインです。
今回入庫しました、案件はユーザー様が他店様にて症状のトラブルシュートを依頼されたところ、数日後、正直に「当社では原因が掴めない」と申告を受け、当店にて修理の依頼に来店されました。
今回の案件は修理作業自体は至って簡単、但し、闇雲に部品交換すると何が原因なのか判らなくなり、容易く沼にハマってしまう修理内容となっております。
整備士としてのトラブルシュートのスキルが試される案件です。
お客様からのお問い合わせではエアコンが効かないとのこと、冬季ですで主に暖房が効かないとのことでご来店頂きました。
先ずは症状の確認です。
エアコンコントロールユニットを操作しマニュアル操作をしたところ、ブロワファンが回りません。
ここで、確認できることは、ブロワファンレジスターの焼損、ファンモーターのショート、コントロールパネルの基盤不良と考えてしまいます。
この車両をセオリー通りに順を辿って診断してみたところ、レジスター一体型のファンモーターで無段階のファンレジスターが装着されています。
ファンモーターASSYがかなり高額なため、ファンモーターの取り換えは一旦視野から外します。
ここで単純にファンモーターの動作不良と安易に判断すると交換したファンモーターが動かない可能性がでてきます。
そこで、次に疑いが出てくるのがエアコンコントロールユニット。
但し、この部品もナビ一体型のマルチユニットとなりますので、かなり高額な修理となってしまいます。
エアコンコントロールユニットの故障も無くは無いのですが、各サーボモーターの動作を見る限り命令信号はちゃんと出ているようなので、コントロールユニットも視野から外します。
次に診断していくのは電源回路。
通電状況を追いかけていきます。
配線図を元にファンモーター~ヒューズ、ヒューズ~リレー、リレー~コントロールユニットと電気の流れを逆流して追いかけていきます。
先ずは、ヒューズの確認ですがヒューズは飛んでいない。
次はリレー・・・っと・・・見つけました。
ファンリレーを他のリレーに差し替えて動作を確認したところファンも正常に作動し原因判明いたしました。
ブロワファンリレーを新品に交換し修理完了。
ホント、今回は久々にトラブルシュートのスキルが試される修理事例となりました。
今回の原因と故障個所が特定しにくいトラブルのようなケースはネット情報や過去の修理事例だけを頼りに修理をすると沼にハマってしまうケースも多々あります。
車両の回路の構成(エンジンやミッション、足回り・ブレーキも含む)を元に部位の切り分けて頭の中でフローチャートを確立していくことでトラブルシュートのスキルは向上していけると思います。
2023.03.22
Kangoo Zen 車検・24カ月点検整備で入庫しました。
Kangoo Zen 車検・24カ月点検整備のご依頼で入庫しました。
下回り洗浄後にリフトアップ。
前後ブレーキ・ローターの摩耗とエンジン周りにオイル漏れの形跡がありましたので同時に修理となりました。
エンジンのオイル漏れはクランクシャフトのオイルシールからでした。
幸い、オイル漏れも滲む程度の初期の段階でしたが、ここはオイルポンプと連動されていますので速やかにオイルシール交換いたしました。
ブレーキ周りのメンテナンスです。
何時ものように各部の点検・清掃と前後ディスクローターとも摩耗限界にきていましたのでディクセルのブレーキローターに交換いたしました。
後は、エンジンオイルの交換等通常メンテナンスです。
エアフィルターやオイルフィルター等交換。
冷却水もWAKO’Sのクーラントブースターを補充。
エンジンオイルはFUCHSを使用いたしました。
2023.03.21
Fiat 500 クラッチ交換で入庫しました。
西神カークリニック様https://seishin-carclinic.com/からの緊急のご依頼で入庫したFiat 500です。
走行中にデュアロジックミッショントラブルで前進・バック不能となり緊急搬送されてきました。
診断機にてデュアロジック機能を確認したところエラーが入っておりませんでしたので、
メカニカルトラブルと判断。
ミッションを降ろしてみたところ、クラッチレリーズベアリングが粉砕、クラッチレリーズフォークも変形してブッシュも割れていたため、
全て交換、サーモユニットも水漏れ起こしていましたので、ミッションを降ろしているうちにサーモユニットも交換いたしました。
クラッチOHと同時にデュアロジックオイルも交換しミッションオイルも交換
デュアロジックオイルはWAKO’S ATFプレミアムS ミッションオイルはWAKO’S RG7590を使用いたしました。
デュアロジックのキャリブレーション実施完了後、試運転にて変速タイミング等を確認し修理完了いたしました。
2023.03.20
ViViO RXR カム角センサーオイル漏れ修理です。
今回は、部品持ち込み修理の一例となります。
お客様ご自身で取り外された単品部品の持ち込み修理となります。
今回の事例はカム角センサーからのオイル漏れ修理です。
センサー内部の軸シャフトのオイルシールとベアリング交換のご依頼ですが、残念ながらオイルシールの入手が不可となりベアリングのみの交換となりました。
単品部品の持ち込みOHのご依頼は修理の可・不可がありますので要相談となりますので、ご理解のある方のみお引き受けいたしております。